少子高齢化で深刻な労働力不足に直面している日本で、外国人労働者の受け入れ拡大を目指す「出入国管理及び難民認定法(入管法)」が、今月12月に成立の見通しである。政府は「移民政策」ではないと言い張るが、対応を誤ると現行の「実習生制度」の二の舞になりかねない。ミャンマーを含め、労働者の主力となる東南アジアの若者の人生をも左右するこの改正案を、諸外国の例を踏まえて検証してみた。
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ちょうど4年前の2014年4月21日に、ヤンゴン総合病院で病死したU Win Tin氏を思い起こさずにはいられない。享年85歳だったが、彼はそれまでNLDの有能なスポークスマンとして党とスーチーさんを支えてきた。
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ところで、話は変わるが、先般某スーパーのレジでこんな光景を目にした。西洋人と思しき男性が順番待ちをしていて、先客が精算を終わろうとした瞬間、ジュース1本を手にした若者がその西洋人の前にスッ―と割り込んだ。
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外資はこれまで卸、小売りが原則禁止され、また製造活動もあまり活発化していなかったので、商品や製品在庫と商業税の関係については、さほど問題にならなかったかもしれない。しかし今後、卸・小売りが解放され、外資の生産活動も活発化してくると、在庫や販売不能商品について、商業税の取扱いが問題とならないのか、若干気になる。これまで具体的な問い合わせや指摘等を受けてはいないが、ミャンマーの法令や運用面で気になる取り扱いがあるようで、以下見てゆくことにする。
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ミャンマー、というより東南アジアで最も高い山であるKachin州のカカボラジ山(Mt.Khakaborazi標高5881m)に、スキーリゾートが建設され、ホテル観光省によれば年内に開業する予定だという。
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MCM PrintingのGMであるポール・リム氏は、今、業界がどのように混乱しているのか、そして同社がどのように戦っているのかについて語った。MCMは2000年に設立され、現在、ヤンゴンのタケタ地区に2つの生産拠点を持ち、80名以上の従業員を雇用している。
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「旅に出たくなった。」雨期が去り、爽やかこの上ないシーズンの到来で、日々そう思うことが多くなってきた。ヤンゴンの喧騒を離れて、この時期から朝晩は少し肌寒いくらいのシャン州の高原で、名産の「エィターヤワイン」でも飲みながら、のんびり読書でもしたくなった。
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やはり到来した。先月終わりごろから日中の暑さが半端ではなくなった。現金なもので、それまで寒い日本を横目で見ながらほくそ笑んでいたが、日本から来た人が「もうすぐ花見の時期、気温も17,8度まで回復してきた」などと告げられると
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狂乱の水掛祭りも無事に終わり、ミャンマーは新年を迎えた。毎度のことながら、軽トラの荷台に乗って放水の雨を浴びながら歓喜する若者たちを見ていると、「若さやなぁ」とやや執妬めいた感情を持つ。
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雨期が峠を越し、待望の乾季の到来かと思ったら、先月後半に低気圧がやってきて、再び傘の心配をしなくてはならなかった。夏場から初秋にかけて台風が頻発した日本もそうだったが、今年のミャンマーの気候もどこか変で、雨が何かしっこい気がする。
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オフショアが進んでいる国と言えば中国をイメージする人も多いと思います。2000年後半からは中国の景気が上向きになり人件費が高騰したことから、新たなオフショア開発のトレンドとして注目されているのがミャンマーです。今回はミャンマーにおけるオフショアやIT人材が人気の理由について紹介していきます。
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先月後半に低気圧がやって来て、突然の大雨が続いたが、これは本格的雨期と呼んでいいのか、また暑さがぶり返す予感もする。
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「新年明けましておめでとうございます」。 年が改まってこうご挨拶させていただいても、毎度のことながら正月の実感は湧かない。
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外国人が働きながら技術を学ぶ技能実習生制度の「介護」の受け入れが、先月1日から可能になった。昨年11月に 「外国人技能実習生の保護に関する法律」が国会で可決成立し、1年後の施行となった。そこで注目を浴びるてきているのが心優しきミャンマー人である。果たして彼らが日本の深刻な人手不足の将来の担い手になるのか。多くの問題をはらむこの制度と介護事業の実情を踏まえて検証してみた。
ReadMoreさわやかな気候である。朝晩は20度前半になり、湿度も低め。エアコン要らずの日々になってきたが、爽快な事といえば、先月の総選挙とその後の経緯もそうだった。
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ミャンマー最大級の仏教寺院で聖院と敬われるヤンゴンの「シュエダゴン・パゴダ」に、外国人観光客向けの携帯型音声ガイド装置「Audio Guide Equipment」が導入され た。
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新年明けましておめでとうございます。ミャンマーで7回目の新年を迎えた。 「そんなに居たのか」と、時々我に返り思う。月並みだが年月が経つのはじつに早い。 団塊世代の当方は、仮に日本に留まっていたならば、毎日が日曜日の怠惰な生活を送っていたに違いない。たまに帰国して旧友たちと再会すると、その感を一層強くする。
ReadMore1月は寒かった。30度近くなる日中はともかく、朝晩は10度前半で、ゴルファーにとってはパラダイスのような気候だった。
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雨期の真っ只中になった。朝方に少々晴れ間が覗き、昼前からどんよりとした厚い雲が街をおおい、断続的にスコールをもたらす例年通りのパターンに落ち着いた。
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「新年、明けましておめでとうございます」 旧年中は本紙のご愛読並びに取材、 広告を含めて大変お世話になりました。本年も、 スタッフ一同より一層の精進を重ねて参ります。 何卒、ごひいきのほどよろしくお願い申し上げます。
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雨期の真っ只中である。例年なら、日中の晴れ間に激しいスコールが何回かやってくるというパターンだったが、今年は、特に6月後半はベンガル湾から西部のエャワディー地方に居座っていた低気圧の影響で、終日雨か曇天の日が続いていた。 しかし、我々日本人に比べて、この国の人々はもう雨には慣れっ子になっているように見える。猛烈な雨足を見て顔を曇らせる日本人に比べて、大雨でも大半のミャンマー人は平然としている。
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日緬の長い連休が終わり、いよいよ本格的に仕事にまい進するぞと意気込んでいたら、計画停電とやらで出鼻をくじかれ、ジェネレーターのない住居の方々からは悲鳴にも似た声が聞こえてきた。
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日本はまだ縦社会である。上に楯突くとおおむね結果は悲惨である。日本の武家社会や旧軍隊が象徴的だが、現在でも会社組織やスポーツの世界でも同様の意識が日常化している。しかしこの慣習により、日本の社会はある程度の秩序を保ってきたはことだけ事実だろう。
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昨年1年間に渡って連載した「ミャンマーの税制」の第2弾がスタートします。民政移管の2012年以後、ミャンマーでは成立した法律件数も年々増加しているが、法律はできても施行細則がなく、その内容も抽象的。具体的なことは運用で決まる面が多いとよく言われる。そこでPart -2 ではできるだけわかりやすくこのあたりの問題点を解説していきたい。
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東日本大震災・西日本豪雨災害後は、日本の富裕層や資金力のあるタレントの社会貢献意識を刺激しているようだ。それだけではなく、2020年東京オリンピック・パラリンピックの影響で財団法人への就活に興味や関心を持つ大学生も増えており、特に女子に人気である。 また、何かと話題となっているZONATOWNの前澤友作社長。その前澤氏が会長をしている「現代芸術振興財団」でバスキアの作品を約62億円で落札して、世界中の大富豪を驚かせた。財団法人とは何か──。その概要を説明したい。
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「新年明けましておめでとうございます。」とご挨拶しても、毎度ながらミャンマーにいると,やはりお正月気分には浸れない。昨年のクリスマスもそうだった。商業施設にはツリーが飾られ、サンタの帽子をかぶったスタッフに「メリークリスマス」と笑顔で迎えられても、コートに手を突っ込んで白い息を吐きながら冬化粧した街角を足早に歩く、あの雰囲気と状況にならないと、やはり気分が今いち盛り上がらない。
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先月、年初めにかなり激しい雨が降った。この国に来て9年目になるが、東から台風が来ていたとはいえ、乾季の真っ只中の1月に天候が崩れたのは初めてだった。
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雨季の真っ只中に入ったというのに、なぜか電力エネルギー省が期待しているほどの雨量にならない。例年なら激しいスコールが日に何回かやってきて晴れ間が覗くというパターンだったが、今年は様相が異なる。
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こちらミャンマーは雨季の真っ只中にある。しかし、例年より雨量が少ないように感じるのは当方の思い過ごしだろうか。これまでなら激しいスコールが日に何回かやってきて、その合間に晴れ間が覗いていたが、今年はお天道様があまり顔を出さない。
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日本の大手日本空調サービス株式会社のミャンマー現地法人「NACS Engineering Myanmar Co. Ltd.」が、ティラワSEZに隣接するショップハウスの一角に事務所を構え、空調メンテナンスサービスを中心とした業務を本格的にスタートさせた。
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中国の書店に未来はあるのか――。電子書籍の浸透やオンライン書店の価格攻勢を受けて、もはや空前の灯と言われたリアル書店市場がいま息を吹き返した。瀟洒なブックカフェや個性的な店舗がにわかに増加する一方、デジタル技術を活用したシェア図書サービスが普及を始めるなど、アナログ文化との融合を図るイノベーションに熱い視線が注がれている。そして、存在感を示す「日本」関連書籍。東野圭吾や村上春樹、渡辺淳一に始まり、ライフスタイルの指南書やアート、旅行ガイドブックに至るまで、中国の読書人にとって「日本」が大きな関心テーマとなっている。読書マーケットにおける「消費の高度化≒コト消費」の実態を見ていく。 文・写真 近藤修一
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今年7月、日本でも西日本は未曽有の豪雨に見舞われ、甚大な洪水被害を被った。その後8月にはなんと台風20号が襲来するという異常な気象状況になった。こちらのミャンマーでも7月から8月にかけて、洪水による大きな被害が出ている。7月29日にモンスーンによる大洪水で、16名が死亡、15万人以上が避難を余儀なくされた。そこでアジアを中心としたこの地球規模の洪水災害を今一度検証してみた。
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ミャンマーの消費者局は、消費者の安全を守るために、現在市場に出ている外国語の商品説明しかない製品について、来年4月26日までにミャンマー語による商品説明を表示する義務付けを決定した。
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年明け早々、ヤンゴンの朝晩は異常な寒さになった。8日には瞬時だが小雨がパラついた。ミャンマー滞在7年、いずれも経験したことのない現象だった。しかも同日、隣国のバングラデシュでは2,6度で死者も出たという。
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サイバー・セキュリティーの専門家は、過去4年間にIT部門が急速に発展し、ミャンマーの国民が興奮し、膨大な量の情報をWebから得ているため、それに付随する問題も起きつつあると警鐘を鳴らしている。
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最近、地方自治体政府とアジア財団が発表した予算リストによると、燕の巣の生産者は、ミャンマー南部のTanintharyi地域に多額の納税を行っているそうだ。
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ミャンマーは日本との結びつきが深い国で、東南アジアのインドシナ半島に位置しています。共和制国家で、1948年に独立してからしばらくの間はビルマ連邦と言う名称でした。アジアということで当然ASEANとの関係性もあるのですが、ASEANにおけるミャンマーと国際関係についてはどうでしょうか?今回はアジアのミャンマーとしてだけでなく、ASEANのミャンマーにスポットを当てて紹介していきます。
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ミャンマーと言えば、東南アジアの中でも経済成長が著しい国の一つです。アジアで言えば中国やインドが急速な経済成長を遂げている国として知られていますが、ミャンマーはこれらの国との結びつきも大きく、今後は新興国の経済を牽引する国としても注目されています。今回は経済成長と関わりがあるミャンマーのGDPや経済動向などを紹介していきます。
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日本は猛暑で大騒ぎ。ミャンマーはあちらより凌ぎやすいが、ヤンゴンを中心とした南部地域は本格的な雨期。お天道様が顔を出していても、すぐに怪しい雨雲がやってくる。だからヤンゴンでは傘は必需品で手放せない。
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束の間のいい季節だった。12月から1月にかけてのヤンゴンの朝晩は20度を切り、 爽快だが少々身が引き締った。
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去る10月29日、ヤンゴン郊外に計画中のハンタワディ新空港建設の優先交渉権を韓国企業グループに代わって獲得した日揮、シンガポール企業連合に続き、再び日本への信頼感を増幅、再認識させるプロジェクトが始動した。
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エャワディ地域のHaing Gyi島に住む22歳のPhu Pwintさんは、叔父の癌を治療するためにヤンゴン総合病院(YGH)に連れていった。しかし、治療2ヶ月後、彼は死亡した。 「叔父は午後11時に死亡しました。私はすぐに彼を帰宅させたいと思っていましたが、どの葬式援助サービスを呼び出すべきか分かりませんでした。それで、叔父の遺体を家に持ち帰れる可能性のある手段を病院に尋ねたところ、移動には70万Ks(476米ドル)がかかると言われました。」
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米国の世界的なホテル・観光事業グループの 「Hilton Worldwide」とミャンマー大手企業の「エデングループ」 が、ついに手を結んだ。
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Mandalayから2時間程度の距離にあるピンウールィン(旧MayMyo)の不動産需要は、緩やかだが上昇している。4月以降、とくに旧植民地時代の丘陵地での不動産販売が増加した。
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雨季は意外に早くやってきた。5月の声を聞いた途端、午後になると天候が崩れ、雨雲がヤンゴン上空を通過するパターンが日常化してきた。
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新年を迎えたミャンマー。昨年暮れから1月後半までは、朝晩の気温が15度前後ぐらいまで下がり、ここでは少し異常な寒さ?だった。
ReadMore8月も終盤にきて、荒々しかった雨期の天候からやや角が取れた感がある。朝方から乾期のような青空が顔をのぞかせる日が増した。
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ミャンマーの主要資源のひとつであるゴムは、「天然ゴム生産国協会」(ANRPC)に加盟すればより大きく成長できると、農林水産省(MOALI)のU Hla Kyaw副大臣は述べた。
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ミャンマーを訪れるヨーロッパ人旅行者の減少は、こうした観光客に頼っていたローカルの旅行会社を直撃した。ラカイン州北部の人道問題により引き起こされネガティブな印象は、西欧の旅行者の低下につながり、他方中国などのアジアの訪問者数は急増した。
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どうやら本格的な乾季になって来た。10月は低気圧の影響で愚図ついた天気に往生したが、後半からはさわやかな秋晴れのような晴天が続くようになった。
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9月も間近になって、ようやく雨期の峠が過ぎ去った感がしてきた。しかし今年はやけに雨が多かった。例年ならお天道様が覗いている間にスコールが何度となくやってくるというパターンだったが、今年は朝からどんより、あるいは夜半から激しい雨という日が少なくなかった。 だが、ミャンマーに限らず、日本も異変続きだった。8月には台風が矢継ぎ早に来襲し、観測史上でも稀な20号まで発生する異常気象だった。こうした気象の激変ぶりを見ると、不安よりも何か地球環境の変化への不気味さの方が先に来る。
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新疆ウイグル自治区とチベット自治区──。中国が抱えるアキレス腱といっていい。現在は強い権力によって抑え込んではいるが、いつ反政府暴動が起きるのかわからないエリアでもある。一昨年末から今年にかけ、このエリアを何回か訪ねた。どちらも、「ここまでやらなければいけないのか」と天を仰ぐような状況が続いている。その現実を2回に分けてレポートしてみようと思う。
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ミャンマーのマイクロファイナンス業界(MFI)は、小口融資の貸付ですでに3兆9000億Ks(約4250億円)、利用者は約3百万人にもなっているという。財務省の金融規制局によると、後発の金融会社が債務者に一時的な救済をもたらしてはいるが、一方では多くのケースが過剰債務に陥っているという。
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ヤンゴン管区政府は、タクシー運転手たちと面談し、車内の様子が分からなくなる可能性のある薄い膜やステッカーを窓に貼った車両は解体される方向性だと説明している。 運転手たちは、規制違反を犯した人が罰金を払っても免許を更新できないと訴えていた。また、彼らのそうした違反車両は他の州や地域に追放され、ヤンゴンでは運転不可となっている。
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今年はASEAN創立50周年を迎え、祝賀行事の一環としてタイのジャーナリスト協会は、ASEAN諸国の17名のジャーナリストを「ASEANトラベルジャーナルキャンプ」に招待した。記者も参加した今回の主たる目的は、ASEAN諸国の相互理解を深めることと、タイの繁栄を極める観光業を解明することだった。
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対米ドルのチャットの下落は、米、魚、肉、野菜のような毎日の生活必需品を直撃し始めた。ミャンマーの庶民、特に主婦たちの間からは塩、魚ペースト、そして食生活に重要な米、卵、玉ねぎなどや他の調味料の価格さえも上がっていると不平が出ている。
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ヤンゴンの某病院の小児病棟では時々悲劇的な光景に出くわす。14歳の男子Mioは手足をべッドに縛られ、異常な喉の渇きに苦しんでいた。傍らの母親の手にはビーカーに入った水が握られていたが、もし水を飲ませると彼の脳がウイルスで混乱し、恐怖感から激しい痙攣を引き起こすのだという。
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ミャンマーでの翻訳作品の普及はまだ脆弱だ。ローカルの調査では、人気のある作品カテゴリーは、シャーロック・ホームズやチャールズ・ディケンズのような英文学の古典、ドナルド・トランプのような有名人の伝記だという。
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やっと雨から解放された感がある。先月の後半から、ゴルフ日和のような晴天で目覚めることが多くなってきた。しかし晴れたら晴れたで日差しは半端ではないからやっかいだ。勝手なものでミャンマーでは雨だ天気だ猛暑などとぶつぶつ言いながら1年が過ぎていく。
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