◎翔|Step Up 日本企業の動向

三菱商事がミャンマーで自動車販売分野に進出した。昨年11月に約5億円を出資し、地元財閥の「Serge Pun&Associats(Myanmar) Limited(SPA)」グループと三菱自動車が製造する自動車・部品の合弁輸入販売会社MM Cars Myanmar Limited(MMCM)を折半出資で設立した。

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三菱商事が合弁で自動車販売分野に本格参入へ 販売からメンテまでを行う初のショウルームオープン

  三菱商事がミャンマーで自動車販売分野に進出した。昨年11月に約5億円を出資し、地元財閥の「Serge Pun&Associats(Myanmar) Limited(SPA)」グループと三菱自動車が製造する自動車・部品の合弁輸入販売会社MM Cars Myanmar Limited(MMCM)を折半出資で設立した。その開所式が昨年12月15日にヤンゴン西部の同社ショウルームで行われた。日本側からは丸山市郎在ミャンマー日本大使館公使を始め、三菱商事ヤンゴン事務所総代表の井土光夫氏などが列席。ミャンマー側からはSPAの幹部らが駆け付け、和太鼓や見ごたえのあるエンターテイメントを交えて、盛大に行われた。
 MMCMは、三菱自動車の正規輸入販売会社として、ヤンゴンのショールームでの新車販売やサービスショップを中心に事業を行い、部品倉庫を保有したことから三菱自動車製の完成車及び部品の輸入販売、並びにアフターセールスサービスを提供していく。ショウルームで販売からメンテまで行うのはミャンマー初で画期的だ。
 これまで、SPAグループは2013年5月にヤンゴンに、同年12月にマンダレーに三菱自動車のサービスショップを設立し、主に既存ユーザー向けにアフターセールスサービスを提供してきた。今回MMCMを設立したことで、タイや日本などで生産されたパジェロなどスポーツ用多目的車(SUV)を中心に販売、10年後に1万台を目指す計画だという。ミャンマーでは2011年以降の輸入規制緩和で中古車市場が年12万~15万台に急拡大。今後、新車需要の拡大も見込まれている。

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