発見│ミャンマーの観光スポット 「SEZ」だけではないダウエーの観光的魅力は盛沢山 「四国巡礼」を想起させる9つの有名パゴダ巡りも圧巻 Dawei ダウエー

ミャンマー南部のTanintharyi管区の首都であるダウエーは、ミャンマー語ではTavoyとも呼ばれ、天然資源の宝庫のようなエリアだ。最近は「ダウエーSEZ」に注目が集まっているが、古くは、ダウエー川河口の小さな村に、モン、カイン、ダウエーの人々が開拓した漁村から開けていったが、現在では魚市場、野菜や果物市場などの活気あるマーケットなどが賑わいをみせている。

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ミャンマー南部タニンダリーは自然の宝庫。中でも美しいビーチと由緒あるパゴダがあるダウエーは観光的魅力も多い。「9つの歴史的パゴダ巡礼」もその一つ。今回はそうしてた外国人には知られざる見どころを紹介しよう。

町を離れれば手つかずの 自然に出会う

 ミャンマー南部のTanintharyi管区の首都であるダウエーは、ミャンマー語ではTavoyとも呼ばれ、天然資源の宝庫のようなエリアだ。最近は「ダウエーSEZ」に注目が集まっているが、古くは、ダウエー川河口の小さな村に、モン、カイン、ダウエーの人々が開拓した漁村から開けていったが、現在では魚市場、野菜や果物市場などの活気あるマーケットなどが賑わいをみせている。
 ダウンタウンは、植民地時代のコロニアルスタイルと伝統的な木造の高床式の家が立ち並び、独特の雰囲気を漂わせているが、ダウエーの大きな魅力は、何といっても白砂の美しいビーチと、興味深い宗教文化的スポットであろう。
 特に「Shin Koe Shin」と呼ばれる9つの歴史的なパゴダが有名で、このパゴダ巡りもミャンマー人の間では、いわば巡礼地のようなパゴダ巡りが日常化しているという。
 日本にも「四国八十八箇所」と呼ばれる巡礼がある。四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88か所の寺院を総称し、四国霊場の最も代表的な札所を巡拝することを「四国遍路、巡礼」などというが、ここダウエーにも数こそ違い、9つのパゴダを巡礼してご利益にあやかろうとする慣習だ。

山頂から一望するダイナミックな 景観

 9つの歴史的なパゴダは、3つのタイプに分けられている。山頂にある「マウンテンパゴダ」、海岸沿いの森の中に建つ「林パゴダ」と市街地または近郊にある「タウンパゴダ」である。
 「マウンテンパゴダ」の中でもダイナミックナ海の景色を望むダウエー岬の先端に建つ「Shin Maw Pagoda」は、ミャンマーの他の地域ではあまり見ることのできない素晴らしい景観のパゴダだ。
 またダウエーの中心から南へ30分くらいのThayatchaung町の山の頂上にある「Shin Taung Pone Pagoda」も、息を呑む絶景である。標高300メートルぐらいだが、境内からは手前のダウエー川から春カ向こうの山々まで望め、乾季にはさわやかな涼風に吹かれて本当に心が癒される。しかも、寺の入り口まで車で行くこともできる。むろん周囲の景観や草木などを楽しみながら徒歩で「ハイキング&山登り」もできる。
 「Su Taung Pyae Santaw Shin Pagoda」も山の頂上にあるが車で行くことが可能。ここの景色もいいが、「仏陀の歯」などの神聖な遺物を拝観できるのも興味深い。
 年々訪れる巡礼者の数が多くなってきているという。ツアーバスや自家車で来られるので訪問者が増え、地元の人々のビジネスが好転してきているそうだ。
 森林の中にある「Shin Datweh Pagoda」は、ダウエーから北方向の「Maung Mae Shaung村」にあり「Shin Zalun Pagoda「は、「Myo Haung 村」にある。いずれも深い森の中にあり、新鮮な空気の中で森林浴など体験できる。
 町のパコダならば、ダウエーへの入り口近くの「Kaleinaung」の丘の上にある「Shin Koe Shin Pagoda」がおすすめか。町から南へ5キロくらいのところには「Shin Motehti Pagoda」もある。
 ダウエーから約80㌔くらい離れれば、また違った景観のパゴダを見学できる。Launglon町 TownshipのKyat Hlut村にある「Shin Myaw Taung Pagoda」も、時間に余裕があれば訪れてみたい。幹線道路から山頂までさらに5キロほど車で登らなければならないが、パゴダへの道は海岸に近いので、美しい海岸線、マングローブ林、そしてその周辺に住む人々の住居などがまさに絵のように視界に入り、一望のもと。このパゴダの山のふもとにある「Oak Tin Myaung」の休憩所にある淡水の池は神秘的で、6つの奇跡の1つといわれている。

この国最大のマングローブ林も

 ダウエーの周囲には、白い砂浜と無人島に迷い込んだような静けさに満ちたいくつかの珠玉のビーチが点在する。ガイドを雇ってバイクを借りてビーチ巡りも楽しめる。
 町から近く最も美しい、「Sat Sar Aww」、「Popo Kyauk」(Grandfather)、「Tizit」、「Myin Khur Aww」、「San Maria Bay」、「Panyit」、「Maunmagan」といったビーチは、いまだに観光化を免れた素朴で希少である。
 ミャンマーでは最上級とされるサンゴ礁で、シュノーケルとダイビングができるモスコス諸島を1日探索するボートツアーもある。モスコス島は1982年に海洋国立公園に指定され、現在ミャンマー海軍の支配下にあるが、年々この周囲への規制も緩和されてきている。またこの周辺海域には「Hein Ze」、「Boke Ye Kan」、「Middle moscos」、「Maung Ma Gan」、「South moscos」、さらに「Laung Lon Bok」といった島々が点在している。
 島へのアクセスには、伝統的な木材漁船で行き、シュノーケリングツアーなどが楽しめる。終日ツアーは、ダウェイのダウンタウンから出発する。
 ダウエーにはこのほか、美しい緑の丘陵地帯、川、マングローブ林、そして地元の野生生物などが豊富にある。ミャンマー最大のマングローブ林の1つはここダウェイ
にある。東の山脈は手付かずで、「タニンダリー野生生物保護区」は2005年に宣言され、熱帯常緑樹林の75%が保護されている。

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