顔・人│VIP インタビュー May Barani Thaw メイ・バラニ・トー 女優、モデル

今月号で創刊6周年を迎え、弊紙のこのコーナーにお招きしたゲストもすでに60人を超した。誠実で芯が強く、頑張り屋の多いミャンマー女性は、どの方にお話しを聞いても、非常に正直に、そして本音で胸の内を吐露してくれるので、聞き手としてはとてもありがたい。

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May Barani Thaw メイ・バラニ・トー 女優、モデル 2014 Miss Universe Myanmar代表 5年前にお招きしたミスがトップモデルとしてメジャーになった。FBフォロワー数十万という人気を得て女優業も忙しくなった。しかし彼女の最終目標は別にあった。たぐいまれな向上心と行動力で、この5年間で様々な経験を積んだ。

モデルや女優業は趣味の域で 知識やキャリアを積むことが大事

 今月号で創刊6周年を迎え、弊紙のこのコーナーにお招きしたゲストもすでに60人を超した。誠実で芯が強く、頑張り屋の多いミャンマー女性は、どの方にお話しを聞いても、非常に正直に、そして本音で胸の内を吐露してくれるので、聞き手としてはとてもありがたい。
 今回お招きしたメイさんは、実は2回目の登場である。2014年の「Miss Universeミャンマー代表」の栄冠を獲得した直後の5年前にインタビューさせていただいた。
それから彼女の動向は時々耳にしていた。身長175センチをを超す堂々たるプロポーションゆえに、ファションモデルとしても成功し、今や一流モデルとして活躍中だ。
 「おかげ様で、最近は映画やテレビの仕事も増えました。テレビは主にドラマですが、女優の仕事も面白いし、こちらもやっていく自信がつきましたね」
 早いもので彼女は26歳になった。5年ぶりに再会して、心待ち大人の雰囲気が出てきた。ミスのタイトルを獲得した当時は、どことなく素人のお嬢さんという感じだったが、今回再びお話しを聞くと、ご自分の人生についてもしっかりとした考え方を持っているのに驚かされた。
 「正直にいいますと、モデルや女優の仕事は私の趣味でやっているんです。これを本業だとは思っていないし、人生の最終目標ではないんですよ。」
 メイさんはいきなり冒頭から、意外なことを言った。聞けばご両親は「フード&ビバレッジ」の会社を長らく経営していて、最終的にはメイさんがあとを継いでこのビジネスをさらに大きくしていくことが目標なのだという。
 「もちろんまだ私は未熟だし、両親のキャリアには及びません。そのために今自分の知識や経験をスキルアップさせるために、色々なことに挑戦しています。2年前に自分で車を運転してチン州に行ったのもそのためなんです。」

ミャンマーの素晴らしさを再認識 チン州旅行で得た貴重な体験を生かし

 実は、今月号の「発見」ページでチン州の特集を組むにあたり、チン州出身のヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領の則近であるU San Nada氏や副大統領の親せき筋のKhua Lian Kam氏らに協力をいただいたが、彼らとメイさんとは以前から親しく、2年前のチン州訪問も彼らが全面的にアテンドしてくれたという。
 その彼らから最近「MayThawがメジャーになった。会ってみないか」というご推薦を頂いたのだ。むろん彼らは5年前に弊紙インタビューしていたなどとは知る由もなかった。しかしこれもご縁であった。
 「ミャンマーにはまだ多くのピュアな自然が残されています。これは世界に誇れることです。その中でもチン州には、ほかにはない独特の文化、慣習、そして何より山岳地帯ですから動植物や見たこともない自然の風景があると思ったんです。ヤンゴンのような都会で暮らしていると、そうした地方の良さ、素晴らしさに気づかないことが多い。それでは駄目だと思いました。ミャンマー国民として、自分の目で見て、体験して知識を深めていかなければ考え、チン州行きを決断したんです。」
 メイさんはチン州行きの動機をこう説明してくれたが、実は向こうでは思いもかけぬアクシデントに見舞われ、一時は断念して帰ろうかとさえ思ったのだという。
「州都の八ッカに向かう道路が未舗装の悪路で、しかも雨期だったのでぬかるんいて4輪駆動車でも走行不能になってしまったんです。山の中だったので一時は焦りました。思案に暮れてSanNadaさんに連絡したら、彼がブルドーザーを持ってきてけん引してくれたんです。少し怖い思いをしましたが、都会にいると、こうした経験すらすることがないですからね。」
 華やかな世界で仕事をし、周囲にちやほやされながら生きて来た自分を見つめ直すいい経験だったという。チン州では副大統領の故郷であるティキの町まで行ったという。余談だが、それからしばらくして副大統領に会う機会があったので報告したら、とても喜んでくれたという。

ミスコンで繰り上がり優勝を果たす 日本に対する印象は想像以上だった

メイさんは2014年のミスコンミャンマー代表だが、正確に言えば準優勝であった。優勝者があとで18歳に満たないことが判明して、規定により繰上りで代表になったという経緯がある。
 もちろんメイさんにもプライドがあり、一時は辞退しようかとも考えたが、家族の後押しもあって、結局この栄冠を受けることにしたという。
 「今考えればその選択は間違っていなかったと思っています。モデルの仕事を頂けるようになったし、何より本選大会が開催された日本へも行くことができたんですから。」その日本は、メイさんにとって期待通りの印象だった。
 「行く前は”サクラ”とか”富士山”ぐらいの知識ぐらいしかしかなかったのですが、日本はすごいと思いました。まず街は清潔でとてもきれいでした。日本の皆さんもマナーををしつかりと守っていました。念願のサクラは季節柄見れなかったのですが、富士山は遠くからですが眺めることができました。」
 チン州旅行もそうだが、やはり住み慣れた故郷を離れ、異郷の地を実際に見て回るのは、本当にいろいろなことを知るいい機会になるそうだ。
 「ミャンマー女性は真面目でよく働く方が多い。でも外国人に比べるととても引っ込みじあんな面が目につきます。もう時代は変化しています。もう少しご自分を主張なさってもいいのではと、最近思うようになりました。」
 30歳を過ぎたあたりから、ご自分のスタンスをビジネスへと移す計画を持っているという。モデルや女優業は趣味ではあるが、経験を積み、そして人脈やネットワークを形成していくためのものと、最近は割り切って考えている。
 今後メイさんがどのようにスキルアップしていくか、る5年後に再びお会いしてみたくなった。

<May Barani Thaw 略歴> 本名    May Brani Thaw 年齢    1993年 10月 19日生まれ 26歳 出身地   ヤンゴン市 仏教徒 学歴    ダゴン大学 歴史過程卒業 職歴    Star & Models International Models Agency所属 趣味    水泳、読書 パン作り サイズ   身長 170㎝ 体重  50kg 血液型   B型
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