デジタル時代に先んじる若き広告代理店経営者

ヤンゴンのメディアエージェンシー「Mandalay Advertising」の創設者であるU Kyaw Zay Yaは、変化する市場と顧客のニーズに対応させるべく試行錯誤を繰り返している。

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     ヤンゴンのメディアエージェンシー「Mandalay Advertising」の創設者であるU Kyaw Zay Yaは、変化する市場と顧客のニーズに対応させるべく試行錯誤を繰り返している。
     新しいデジタル技術とネットの普及で、クライアントはテレビや紙媒体の広告以上のものを求めている。最近では、自分の携帯やラップトップでコンテンツを使用する人が増えたたため、彼とそのチームは革新的な広告商品の創造性を追及している。
     彼は高校卒業後、1995年から1997年にかけて「MMRD-Mandalay Directory」という名の知れた会社でキャリアを積んだ。2002年にマンダレー大学で物理学を専攻し卒業した。その後「Zomia Media」の共同創設者としてこの業界に参入した。そしてミャンマーのメディアの状況を注意深く見守ってきた。 
     2010年には販路拡大を決断し、2014年に「Publicis Worldwide」と提携して「Mandalay Publicis」を設立した。 昨年はタイの大手デジタルエージェンシーの1つである「Pintale」と、PRおよびデジタル広告を専門とするフルサービスの代理店である「360 Pintale」を立ち上げるために提携した。
     3年前と比べて、クライアントの要求はエスカレートしている。予算は削減されるが、最高のサービスを望むようになっている。たとえば、テレビメディアはこれまでシンプルだったが、今では、クライアントが細かい点まで指示を出すようになった。
     以前はすべての顧客を消費者と見ていたが、現在では18歳から30歳までとか、性別によって固有のターゲットを決めるようになった。大学生をターゲットにするクライアントもいる。今後、クライアントはもっと要求をあげてくると彼は考えている。彼らはデジタルに移行し、それがどの程度の効果を生むか追求する。
     代理店側は技術や傾向をさらに理解していかなければならない。そして他の国々でクライアントが行っているプロジェクトやキャンペーン情報をもっと深く知る必要がある。変化に追いつく必要があるのだ。ミャンマーの人々、特に若い人たちは創造性を好むという。彼らはエネルギッシュだ。新しいことにチャレンジしたいが、成功するためにどのように、どこから始めて、どのようにコミュニケーションをとるべきかを知らない。
     メディアやマーケティング会社は、携帯の普及拡大をうまく利用すべきだという。彼らのオンラインコンテンツがより頻繁に消費者に届くようにし、携帯の利用機会を増やすことで、より多くの利益を得ることができるという。

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