街│新連載 第18回 「タウンシップを徘徊する」 タンリン・タウンシップ Thanlyin Township 

ヤンゴン川の東対岸に広がる発展目覚しいTSP ティラワへ通じ、製油所や歴史的建造物も多い

目次

ヤンゴン川東の対岸にあり、ティラワSEZへ向かう途中に位置している。地理的にヤンゴン市の中心からやや離れているが、このエリアの発展は目覚しい。1958年 12月22日から Hantharwadi地方の政府関係局の拠点になっていたが、現在はヤンゴン管区Thanlyin市の政府関係局の拠点に変更された。その昔はこの付近の Kayan, Kyau ktan, Thonekwa などのTSPも含まれていた。Thanlyin市はBaga川沿いに位置しており、主要な港はこのタウンシップ内に位置している。

歴史上のThanlyin市

歴史的にはこのThanlyin地方を治めていたのはモン族だった。Bago市(昔はHanthar wadi市)を根拠地として治めていた時は、「Sanyin」と呼ばれていたが、アラウンパヤー王がヤンゴン市を征服してから、「Than lyin」に変更された。
Thanlyin市は王朝時代から歴史上有名な町だった。この町の創設者であるNgaThanlyin名を取って命名されたと史実に書かれている。
余談だが、現在のヤンゴン近郊のKyaukTan市を支配した最後の王であるAraindaYarzar王時代に東側にPayagyiという村があり、村に住む農民夫婦にNgaThanlyinという子供ができた。彼は力がとても強く、勇気あふれる子供だったという。しかし力強いことが王に知られたら、家族が抹殺されるのを恐れた父親がThihaDipa島へ連れ去り、木の下に捨てて倒れた木に押されて死ぬようにして、家に帰ってきた。
だが、強靭な子であり、その後この森林で元気に暮らしていたNgaThanlyinはある日、猪がルビーを口に入れやってきて、無花果を食べているのを目撃した。

彼はそのルビーが欲しくて、その猪が来るのを待っていた。そして猪が来て、口に入れていたルビーを木の下に置いて無花果を食べているときに、木の上から降りてルビーを拾い去った。
知略でルビーを奪ってから、彼はあちこちに出向いて包丁、鉢と樽などの武器をまたまた計略によって手に入れる。
出身地に帰った彼は悪政を敷く王朝に怒りを覚え、「自分に王座を明け渡すかそれとも戦争をするか迫ったという。王も500人の兵士を彼に差し向けて暗殺を試みるが失敗し、NgaThalyinが市を征圧。ルビーを奪った地点に新しい町を造り、自分の名前を命名したという逸話が残されている。   Thanlyin王の後、さまざまな戦乱に見舞われ、多数の王朝に支配されたが、最終的には戦争に勝ったモン族とビルマ族に交互に支配されたという。

ThilawaSEZ とコンテナ港

ミャンマーの経済特区として有名。すでにゾーンA が完売し、現在ゾーンBの販売中だ。中国、ベトナム、韓国、日本を始め、各国の企業などがゾーンAで稼働中だ。ミャンマーでは初の日系主導のSEZだ。
 このThilawa港はミャンマー最大のコンテナターミナルとして現在拡張工事も行われている。ヤンゴン市の25キロ離れに位置し、24時間無休で営業している経済的な港でもある。

石油精製所

「Myanma Oil and Gas Enterprise」(昔 は Burmah Oil Company)の石油精製所がTSP 内には2箇所ある。ミャンマー上部からの原油をパイプラインでつなげてタンクに保存し、その原油から石油、ガソリン、蝋燭などを作っていた。昔、Thanlyin住民の大分は石油関係の仕事に従事していたという。
 石油精製所は Thanlyin 住民の頼りになる職場でもあり、一方には無法者が集まっていたところでもあったという。石油を盗み出す事件は新聞などにあまり報道されなかったが、住民たちには日常茶飯事のことだった。この石油精製所の製品である蝋燭は昔Thanlyin住民とYangon管区の電気不足で悩む住民たちにとっての必需品だった。
 今、その石油精製所内にお化けの屋敷と有名になっている古い大きな家があり、心霊マニアの若者たちでにぎわっているという。そのヤード内には、イギリス時代の建物の見学もでき、18世紀のポルトガル風の教会も見られる。

チャウタンパゴダ

正式名は「Kyike Maw Wun」といい、仏陀の髪が納められているパゴダでもある。いくら満潮時になっても、パゴダの広場が浸水しないのはこのパゴダの特長だと言われている。

Kyaik Khaukパゴダ

その昔、Thaton市のSula ThiriAthawka王とKawlaka隠者によって建立されたパゴダであり、隠者の名誉を尊重し「Kawlakaパゴダ」とも呼ばれていた。Anawrahta王時代に建て直しを行ったが由緒ある長い歴史を持っている。
色々な地方の訪問者、ドラマなどで賑やかなKyaik Khaukパゴダ祭りも有名。Thanlyin市の住民にとっては、二番目のShwedagonパゴダとも言えるでしょう。

Thanlyin Township Memo

● 居住人口(Population) 181,000人以上
● 面積(Area) 350.49km2
(簡単にいうと南北はThanlyin Bridge からKyauk Tan Pagodasまで。)
● 教育施設  国立小学-(-) 校 国 立中学-(-) 校 国立高校-(4) 校
Myanmar Maritime University, University of East Yangon, Technological University,
Technological University,  Co-operative University
● TSP内の-交通 YBSバス, Taxi, Train
● Other Restaurant Happy Country, Enjoy Hot Pot, Zuri, YKKO, Japanese Resturant,Edo Shushi, Fukagawa
● バー Bike Club Bar
● Hotel Super Hotel, Mya Myint Mo Hotel, WH Hotel, Excel River View
● Points of interest Kyaik Khauk Pagoda, Portuguese church ruins (built around 1750) Kyauk Tan Pagodas, - Housing & Deparment - Star City - Special Economic Zone - Thilawa

Tags
Show More