女性インタビュー Vol.1「羽生田奈々」さん

ミャンマーで活躍する日本人女性

プロフィール

名前:羽生田 奈々(はにゅうだなな) 出身地:神奈川県横浜市 経歴:旅行好きな両親の影響で物心ついたときから海外に興味があり、語学学習に特化した高校に入学。大学在学中はドイツに1年交換留学、ヨーロッパやアジアをバックパックひとつで一人旅。大学卒業後は、日系自動車部品メーカーに入社。外資系自動車メーカーや日産自動車を担当。上司にかかってきた転職エージェントの電話を受けたことがきっかけで、大手外資系自動車部品メーカーに転職。20代後半になり、今しかできないこと、自分にしかできないことにチャレンジしたいと、会社を退職して約3.5ヶ月のアジア就活旅行に出る。その中でミャンマーに魅力を感じ、1年2ヶ月ミャンマーにて日本語教師として勤めた。現在は日本で外資系部品メーカーに勤めている。

ミャンマーを選んだ理由やきっかけ

ミャンマーに初めて訪れたのはアジアで就職活動旅行をしている時だった。第一印象は、資源豊かで活気にあふれた国。ヤンゴンのダウンタウンの道の両脇に足場もないほど広がるマーケットは、見たこともないほどの量の果物や野菜、食べ物、衣料品、日用雑貨が溢れていた。このエネルギッシュな感じが大好きで、ミャンマーではワクワクしっぱなしだった。そして、人々はとてつもなく親切で礼儀正しかった。貧乏バックパッカーはミャンマーのボロボロのバスを活用したくて、バスターミナルでどのバスに乗ればいいかをその辺の人に聞いた。すると、あるカップルに「おいでおいで」をされ、バスに乗車&目的地と思われるバス停で下車。目的の建物まで教えてもらい、彼らは去っていった…。私のバス代も受け取らずに…。このような経験が重なり、このミャンマー人の親切さはなんなんだ!とミャンマーに惹かれていった。

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お仕事や活動内容について

ミャンマーではTokyo Schoolという日本語学校で日本教師していた。2校あるうちの1校に常駐していた。日本語を教えるのは初めてだったため、ミャンマー人の先生達の授業やノートを参考にしたり、日本から持ってきた本を参考に授業内容を考えて教えていた。また、日本語を教えるための教材作成や留学希望者の相談や留学準備のサポート等、学校運営にも携わらせてもらっていた。主に日本で勉強や仕事をしたい20代の生徒向けのため、「日本語を使えるようになること」を考え、自由にイベントや留学生説明会をやらせてもらったり、授業のスタイルも考えさせてもらっていた。

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実際にミャンマーに住んでみての感想

もともとバックパッカーだったため、ミャンマーの生活に馴染むのには時間はかからなかった。朝ごはんはマーケットのお気に入りのお店で買い、昼ごはんは生徒たちと一緒にローカルご飯を食べ、夜ご飯はストリートフードの生活をしていたけれど、毎日楽しかった。(丈夫な身体をくれた両親に感謝!) 家は知り合いの日本人のオフィスを間借り、通勤はバスを活用。治安面では少し気を付けていれば、特に危ない目にも合うことはなかった。生活をしていると様々なイレギュラーなことが多々起こるため、適応能力だけは異常に高くなった。サバイバルが得意な人はぴったりだけれど、苦手な人は少し苦労するかもしれない。

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嬉しかった体験や経験、また少し苦しいなと思った体験や経験を教えて下さい

一番嬉しいと感じるのはやはり、生徒の成長を感じるとき。ミャンマーに来たばかりのときに、数人の生徒が引っ越しの手伝いをしてくれたけれども、ほとんど日本語が通じなくて困った。しかし、よくコミュニケーションを取っていた生徒は、それから約1年後には日本語で冗談を言い合えるほどに日本語が上達していて、少しでもその力になれたかなと思うとミャンマーに来てよかったと感じた。 苦しいと思った経験は、あまり思いつかなかった。価値観の違いで「ありえない!」と何度も思ったり、嫌いな虫が夜に数匹飛び回ったり、バスの路線が変わる以外の詳細情報なく変わったり、大小いろんなことがあった。けれど、ありすぎて「苦しい」と思っていたら生きていけないと悟ったため、「そういうもの」だと思って生活することにしていた。

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ミャンマーに行く前に準備しておいたら良いもの、日本から持って来たらおすすめの物を教えてください

ムヒと日焼け止めと日傘はあったほうが良い。異常に蚊に好かれる体質のため、毎日必ず1か所は刺されていた。虫よけスプレーは現地のもののほうが効果があるのではないかと思う。ミャンマーの日差しは日本と比べ物にならないため、日よけグッズは重宝する。食べ物や日用品は意外にも日本や海外のものが売られているため(少し値段は高いけれど)、そこまでは困らなかった。お酒好きは、ビール以外のアルコールは持っていっても良いと思う。野犬が多いため、狂犬病の予防接種はしておいても良いかもしれない。

これからミャンマーに行くかたにメッセージをお願いします。

日本は便利すぎて、ミャンマーに行くと退屈や不便に思う時もあるけれども、日本にはない暖かいものを感じられる国だと思う。そういったものを感じて楽しむようにすると、よりミャンマーの魅力を味わうことができる。「ありえない!」と思うことがあっても、「ま、いっか!」というようなおおらかな気持ちでミャンマーを楽しんでほしい。

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