ミャンマーにおけるオフショア・IT人材が人気の理由

オフショアが進んでいる国と言えば中国をイメージする人も多いと思います。2000年後半からは中国の景気が上向きになり人件費が高騰したことから、新たなオフショア開発のトレンドとして注目されているのがミャンマーです。今回はミャンマーにおけるオフショアやIT人材が人気の理由について紹介していきます。

目次

ミャンマーの基本情報

ミャンマーの位置

ミャンマーの正式名称は、ミャンマー連邦共和国です。ミャンマーは東南アジアに位置している共和国でインドシナ半島の西部に位置しています。ミャンマーの北東側には中華人民共和国があり、北西にインドがあります。インドも第二の中国と言われるくらいの勢いで経済発展しています。

ミャンマーはインドや中国との結びつきが強い特長がある国です。また、南東にはタイ、西にはバングラデシュがあります。ビルマ族が多く、シャン族やカレン族が次いで多くなっています。

ミャンマーの首都(2006年ごろよりネーピードー)

ミャンマーの首都はと問われると、ヤンゴンと答える人もいます。以前はヤンゴンが首都でしたが、今はヤンゴンから北西300kmに位置しているネピドーに首都が移されています。もともと軍用地だった場所に新しく作られた都市ですが、大型のショッピングセンターなどが次々出来ています。

ミャンマーの経済を支えている主要都市であり、ミャンマーのオフショアやITにも関わりが深いところです。民主制に変わったことから、軍事的な雰囲気が少しずつ無くなっています。

ミャンマー人のIT人材が注目される理由

GDPの内訳(農業・鉱工業・サービス業)

ミャンマーのGDPは農林水産業がトップを占めており、その次に鉄鋼業、そしてサービス業と続いています。鉄鋼業の構成比が右肩上がりになっているのが特徴で、第三次産業も増加しています。

ミャンマーは天然自然に恵まれており、特に天然ガスは主力輸出品です。また、最近は外国企業からの委託が非常に増えており、オフショアやIT業界の成長も著しくなっています。

情報系高等教育機関でIT人材の輩出に力を入れている

ミャンマー人は日本語習得能力が高いことや、情報系高等教育機関でIT人材の輩出に力を入れています。情報系高等教育機関では最新のIT技術に関する知識やスキルを身に付けるので、潜在的な能力が高いのも特徴です。もともとのスペックが高いこともオフショア開発しやすい理由になっています。情報系の教育だけで見ると、日本と同じくらいの熱の入れようです。優秀な人材がもともと多く、日本人との親和性も高くなっています。

ミャンマーにはIT企業がまだ少ない

ミャンマーがIT企業のオフショアで注目されているのは、ミャンマーにIT企業が少ないことが理由です。ITに関するスキルや知識があるのに、それを十分に仕事に活かすことができる環境が整っていません。

そのため、日本企業もミャンマーでのオフショア開発に力を入れているのです。今後IT企業が増えることが想定されますが、ミャンマー人の人口やITスキルを考えると、まだまだ伸び白があります。IT企業が少ないので、自社の色をつけやすいのもメリットです。

ミャンマーでのオフショア開発のメリット

穏やか・勉強熱心な国民性

ミャンマーでオフショア開発するメリットとしてあるのが、ミャンマー人の人柄です。穏やかな人柄が多いのは日本人と共通している部分で、争いごとを嫌い人と歩調を合わせることを意識しています。

また、やると決めたらやると言う意志の強さもあり、目的に向かうための勉強は非常に熱心です。勉強熱心な国民性もミャンマーでのオフショア開発を後押ししている理由になります。一緒に仕事がしやすく、ITスキルや知識も教育を受けて一定水準以上なのも魅力です。

小学校からの英語教育で英語に不自由がない

オフショア開発で欠かせないのが英語のスキルです。今では世界の共通語としての認識が高い英語ですが、日本人に比べるとミャンマー人は英語が達者です。特にIT業界においては英語のスキルが何より重要な要素になっています。

小学校からの英語教育が徹底しているので、ミャンマー人の多くは英語がペラペラです。グローバル展開する企業において、むしろ大切に思うのはITスキルや技術よりも英語かもしれません。

日本語の習得意欲も高い

ミャンマー人の特長として挙げられるのが、日本語の習得意欲が高いことです。言語に対する習得能力に優れており、少ない時間とコストで日本語を習得するので即戦力になりやすいのもメリットです。日本語の習得が早いのは、ミャンマー語の文法と日本語が似ているためです。

日本語とミャンマー語は語順が一緒になっているので、単語を覚えて文章をつなげることができれば日本語の幅も広がります。また、中国が近くもともと漢字に対して抵抗感が小さいことも理由です。

メンタリティーが日本独自の働き方に合っている

ミャンマー人のメンタリティーは日本の就業スタイルとの親和性が優れています。我慢強いことや協調性があること、メンタルが強いなどです。そのため、オフショア開発しても現地のミャンマー人とすぐに親しい関係を作って事業を展開していくことができます。

ミャンマー人は意欲的な人が多く、何でも吸収しようと努力します。努力をすることを怠らないことも、ミャンマー人が重宝される理由になっています。日本人が求めている人材としてさまざまな条件を満たしています。

まとめ

いかがでしたか?ミャンマーにおけるオフショアやIT人材が人気なのは、ミャンマー人の人柄も深くかかわっています。今後も益々オフショアの人気が広がることが想定されます。また、有能なIT人材も多く、日本に限らず、さまざまな国がITの幅を広げるためにミャンマーに関心を持つことでしょう。

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