◎発見|Discovery 素朴な自然と様々な風情が乗客を魅了する船旅。

マンダレー~バガン、206キロを往く エーヤワディ河のクルージング 「Shwe Kainnary River Cruise」 「シュエ・ケインナリー リバークルーズ」

目次

    マンダレーのゴーウェイン港から朝6時半に出発する。したがって6時には乗客は港に集合する。ちなみにこのゴーウェイン港は、英国統治時代にミャンマー最後の王”ティポウ”が英国軍により、インドに連行された際に使用されたという歴史的逸話が残されている。
    その後、1996年から国の管理下に入り、シュエ・ケインナリー船の運行が再開された。2006年からは民間に手渡し、2012年にNmaihka社が運行を引き継ぎ、現在は3隻を所有。ルートはマンダレー~ミャンマー北部カチン州のバモーまで網羅され、総距離は275マイル(440キロ)。約1か月間かけて巡るミャンマー周遊ルートもあるが、マンダレー~バガンは119マイル(約191キロ)で、約11時間ほどで到着する。
     河の水深は1.5メートルあれば十分で、河浅の状態でも座礁はしない。また、波が荒くても安定感があるのもこの船の特徴だ。三階建てで、収容人員は120人。一階は客席、二階は中華レストラン、三階はブリッジ(操縦席)で、二階と三階にはそれぞれ自由席を設置。二階の食堂では朝食も取れる。乗客たちは出港次第、上階の展望フロアに席を取る。理由はもちろん、名物であるエーヤワディー河の日の出を拝観するためだ。

    ハイシーズン(8月~4月)は毎日運航。英語が流暢なガイドが添乗しているうえ、航路指導者及び操縦士は河川ルート習熟の政府職員なので安心できる。乗客は98%が外国人で、そのうち欧米客が70%。マンダレー~バガンは一人Us40ドル(外国人)。バガン~マンダレーはUs35ドル(外国人)。
     朝6時に出港した船は、夕刻5時にバガン到着。長旅のようだが、ミャンマーの素朴な農村地帯や次々に変化を見せる河の表情や眺望への魅力は尽きない。だから航行中、船室に閉じこもる客は誰一人いない。それだけ観光客をあきさせないクルーズといえるのだ。

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