◎発見|Discovery Discover in Myanmar Mandalay マンダレー

民主化とともに外国人の制限区域がだいぶ緩和されてローカルの旅がしやすくなっている。ヤンゴンばかりに目がいきがちだが、日本の約2倍の国土を誇るこの国は、観光資源にも恵まれ、手付かずの自然や素朴な風情が数多く現存する観光フロンティアでもある。さあ、ミャンマー新発見の旅にでてみよう。

目次

ヤンゴンに次ぐ第二の都市で、19世紀後半、英国に占領されるまでミャンマー最後の王朝のあった街。現在は華僑商人たちを中心とする商都の色彩が強いが、周辺には英国統治時代の名残りが随所に残り、観光、ビジネス両面で注目を浴びてきている。

ミャンマー第二の都市マンダレーを目指すことにした。通常なら飛行機で1時間だが、あえてバスを利用してみた。ヤンゴンを夜9時に出る高速バス (1万5百Ks)に乗れば、朝5時にはマンダレーに着く。バスは想像以上に快適だ。他に鉄道ルートもあり、ヤンゴン中央駅15時発に乗れば、翌朝10時に到着する。
マンダレーは海抜64m、山々に囲まれた街で、ヤンゴンより北にあるので気温が低いのではと思われるが、京都のような盆地であるため、意外に暑い。街の名はマンダレー山から命名されたそうだが、そこでまず訪れてみたのは海抜240mにある「マンダレーヒル」。

●マンダレーヒル

旧王宮の先端に突き出たこの丘は全体が寺院で、仏像が随所にある、いわば聖地。麓までは車で行き、エスカレーターで山頂へ(入場料200Ks)。まず目に入るのが蛇の像。山は2匹の蛇に守られているという言い伝えが残る。歴史的逸話が多いのもこの山の特色だ。来月4月のお正月の水祭りには、この山の美しさと崇高な歴史を称える{シュエ・マン・タウン・イエッ・コ}(マンダレー山の新鮮な空気に触れ、荘厳なパゴダに寄り添う)という歌が必ず熱唱される。

●マンダレー王宮 

この国の最後の王朝(コーバンウン)時代の建造物で、東側に王の官邸が32か所、西側に会議や催事スペースが4か所に加え、王妃などの家族用に78か所の官邸があり、東西南北合わせて12キロの広大な宮廷内にこれらの施設が収納され、他に余り例を見ない壮大さだ。英国統治時代、第二次大戦などの戦乱で破壊されたが修復され、現在は国の厳重な管理下に入って保護されている。

●ゼー・チョーマーケット 

歴史的に古い市場で、ヤンゴンの「ユザナプラザ」のような趣がある。1階は食堂街で、おいしそうな各種料理が並ぶ。2階以上は伝統のロンジーや特産のマンダレースリッパを売る店や日用品、雑貨の店がところ狭しと立ち並ぶ。見ているだけであきない。

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