◎発見|Discovery マンダレー 第2回 Mandalay ------Part 2

マンダレーはヤンゴンとは異なり、オートバイが解禁されている。

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マンダレーはヤンゴンとは異なり、オートバイが解禁されている。また、宝石に関しても取り引きが活発化している。だから宝石街を覗くのも面白い。金、銀、翡翠、ルービーなどが人気を集め、カチン州などから採れる原石が集まる市場はヤンゴンにはない。値段も時価で、地元の人間はさすがに宝石には詳しい。付近には、原石のカット工場や彫刻家、デザイナーといった宝飾関係の人間が集まっている。古都マンダレーは地下資源の多いこの国の特色を良く表しており、宝石関係の職業に就いている方も少なくない。
近代化が進むマンダレーは、高層建築物も増えてきた。新築のスーパーや商店も増え、街は日に日に発展しているように見える。

ダイヤモンドプラザ Diamond Plaza

2012年8月にオープン。34通りstにあり、ここは市中心部で何でも揃う便利な場所だ。市最大のデパートで、宝飾品や高級商品が集まる有名なショピングスポットとなっている。
マンダレーには、伝統的なハンドメイドの製品が多い。金箔作り、錦糸刺繍、石彫刻、綿加工、金糸縫い付けなどがよく知られている。
今回は、金箔作りの工場を訪問した。ここは有名な観光スポットになっており、原石から金箔にする過程を見学できる。ちなみにマンダレーのMyat Par 区だけでも、こうした金箔造りの会社は60社もある。従事する人は200人以上いるが、代々受け継がれた職人たちかで、この国が古くから金を大事に使ってきたことがわかる。ヤンゴンのシェダゴン・パゴダからの注文だけでも、年間3万シートもあるという。 (1枚のシートから100個分の金箔がとれる。その1個の金箔は本当に薄いが金の含有量は約2万分の1)全国的に見れば、年間6万~8万シートもの注文があるという。他にヤンゴンとシャン州にも金箔作りの企業はあるが、品質や作業の熟練度ではマンダレーには及ばないという。

仏像彫造作業

アマラプラ区に行く道路には仏像を彫っている企業がたくさんある。石彫刻は、古くからミャンマー人が尊重していた職業である。仏像用の石はKyaku Se 町のWai Bu 山、Mattaya 区のSa Chin 山(alabaster種の石がとれる山)などから採掘している。84通りにはそうした店が多く、仏像だけでなく、外人観光客に人気を得ているミャンマーの歴史にまつわる伝統的な翡翠の彫刻店が数多く軒を並べている。

水祭りはマンダレーへ

文化的にもマンダレーは見どころが多く、とくに水掛祭りをここで過ごす人も多い。正式行事では、マンダレー王宮のお堀の水を人々にかける。その時はお堀の前に足の踏み場がないほどの人が集まる。この街にしかない伝統的な素朴さが体験できるのが、マンダレーのティンジャン(水祭り)であり、国のリーダーたちや著名人もここに集まるほどだ。

マハーミャッムニ パゴダ Maha Myat Muni Pagoda

マンダレーへでは、是非マハーミャッムニ パゴダへ行くことを勧める。ミャンマー人の間では、ヤンゴンのシェダゴン、モン州のチャイティーヨー、バガンのシュエジーゴンパゴダと並ぶ、歴史上欠かせない重要な存在である。ミャンマーでは各地にパゴダは建てられているが、そこはお釈迦様の聖髪が残されてると信じられている。そしてシェダゴン、マハーミャッムニ、チャイティーヨー、シュエジーゴンといった由緒ある有名寺院にお参りし、祈ることを誇りにして人々は生活している。
寺院内には12世紀から造られ、ラカイン州にも同じ名がつく仏像がある。ラカインとマンダレーのどちらに本物の聖髪が納められているか、未だ明確ではないが、そのことで論争がおこり、このマハームニのパゴダをめぐって、ラカイン王とビルマ王との間で戦争にまでなったという伝説さえある。参拝者は、金箔を貼れるが、女性は上まで行けない。今日まで毎朝4時に仏像の顔洗い行事が定例化されており、マンダレートップの高僧により行われる。顔を洗う時は、のどかな竪琴の音で、仏法やお経などを同時に読む。朝4時のこの顔洗いイベントを見に来る客も少なくない。この習慣は現在も続けれれてる。

ウーペイン橋 U Pain Bridge

1849年にバガン王朝時代(1846年~1852年)の市役所局員のウーペインが造りその名が付けられた。全長3976フィート(1.2キロ)で、世界最長のチーク材用橋として有名だ。柱は984本、482のつなぎが施され、アマラプラ区のタウンタマン湖との間に掛けられている。橋の上には休憩所が4か所ある。ちなみに国軍の筏が下を簡単に通れるようにと、余裕も持って造られた。160年以上経ったこの橋は世界的に注目されている。

ウーペイン橋からの風景

このウーペイン橋から観る夕陽も格別だ。豆畑に沈む夕陽はタウンタマン湖を朱色に染め、優雅な情景を作り出している。橋の周りは観光ゾーンになっており、川魚の焼き物か、野菜炒めを売りにしたレストランも多い。また橋の下と上から観る夕陽は全く異なった姿を見せ。いずれも魅力的なので、撮影するならあらかじめスペースを決めておいたほうがいい。

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