◎国語研究者で博物館の監督にタウングーの魅力を聞く。Ph.d Dr.Daw Mar Mar Wai

ミャンマー語の基礎を生んだ街は将来の世界遺産候補か。

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    タウングーはミャンマー語
    (ビルマ語)の基礎を築いた
    詩人、歌人、作曲家などを多数
    輩出した地域である。その証に、ミャンマーの国語の教科書には、タウングー時代の詩や碑文、小説などが掲載されている。したがってこの国の文化を研究する方々には軽視できない場所でもある。そこで国語専門の研究家で、タウングー大学の学長(2003年から2010年)を務め、現在タウングー博物館の企画及び監督を兼ねるPh.d Dr.Daw Mar Mar Wai さんにお話を伺った。

    「この街は500年を超す歴史があります。タウングー王朝時代の城壁が未だに残っていますからその面影を知ることができます。そうした場所は必ず観てほしいですね。推定起源がわからないほど深い歴史を持つカンドージ湖やお堀で発掘される旧王の遺品なども、最近注目を浴びてきています。全国的に考古学ゾーンとして認知されたら、UNESCOの世界遣産認定になるまで頑張りたいと思います。
     観光地としてもタウングーは非常に安全なところですよ。気候的にはヤンゴンより暑いから、ベストシーズンは10月、11月ですね。またカレン州と繋がっていまから、時間に余裕をとって隣州の風光明媚な自然を楽しむのもいいでしょう。地理的にはヤンゴンから146マイル、ネピドから50マイルの距離で、ミャンマーのほぼ中央部にあるので、物流の拠点としても便利で、そうした会社も増えて来ています。もちろん昔からの農業も盛んで、特に豆、米、バナナ、ビンロウジュヤシ、ドリアンなどが特産です。今年の末に建設が開始されるKaytumadi 博物館は新しい博物館で、完成したら私が館長に就く予定になっています。」
     昨年、京都国際博物館へ2週間の 研修へ行ったDr.Daw Mar Mar Wai さんは、市民の生活を守り、貴重な国家の財産ともなる”愛国心”も掘りたいと抱負を語ってくれた。

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