◎発見|Discovery Nga Pa Li ガバリ

西洋人の郷愁をそそる白砂と紺碧の海 日本のTV特番でも紹介された西海岸の極上リゾート

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国内西部のラカイン州は、ミャンマー有数の魚介類の宝庫で豊富な鉱物資源でも有名だが、「ガパリ」のような美しいリゾートの存在も見逃せない。乾季限定営業のホテルが多く、日本人訪問者はまだ少ないが、観光化されていない素朴な風情に魅せられる異邦人は少なくない。

これまで日本人には余りなじみがない場所だったが、今年5月に放映されたフジTVミャンマー特番で紹介されてから、が然注目を集めるエリアとなった。名前の由来も郷愁をそそる。その昔ここを訪れたイタリア人が、ビーチの景観が余りにも故郷のナポリに酷似していたことから「ナポリ」と命名した。しかし、それから時を経て、発音が次弟に訛って「ナパリ」から「ガバリ」に変名していったというエピソードが残る。その後この白砂の汚れなきビーチと手付かずの美しい自然が、ヨ―ロッパ人の間に口伝手に広がり、ここで1,2週間のんびりと過ごす西洋人の姿が毎年乾季の風物詩のようになっている。位置的には、ミャンマー西部のラカイン州に属し、主要港の「タンデー」から約7キロにある。インド洋に面した約3キロにわたって続くビーチの美しさは折り紙付きで、東南アジア有数の人気観光スポットとして知られている。オフショア内陸部には、石油、天然ガス、ウランの大鉱床などの資源が眠るとされており、宝石や鉱物の産地としても有名だ。サファイア、銀、タングステン、亜鉛、白金、鉛、銅、石灰岩や大理石などが豊富に埋蔵されるエリアだという。

ラカイン州は北側にチン州、マグエー県、バゴー県、東にエーヤーワッディー、西側にベンガル湾、この海を挟んで対岸にバングラディシュがある。現在、宿泊施設は整備されてきており、ローカル用ホテルが4軒、外国人用が9軒ほどあり、中でもTVでも紹介された「ティンガハ・ガパリ・リゾート」(旧名、現在ヒルトングループと提携)のゴージャスさは秀逸だ。オープンは10月から5月の乾季に限られるが、欧米のリゾートに引けを取らないホスピタリティの高さは魅力的。またラカイン名産の新鮮なシーフードは伊勢エビ、カニなどの魚介類が安価で、しかも、ビーチで網焼きにして食べられる。「ラカインビール」と呼ばれるやしの実ジュースも一度試飲されるとよい。またボートを借りて釣りやシュノーケリングを楽しむのもいい。さらにビーチ周辺の村には、ラカイン産のロンジーや機織工房もあり、散歩するのも楽しい。
ヤンゴンからはもちろん航空ルートもあるが、時間に余裕があればバス旅行もお薦めだ。
「Yangon-Taung Gok-Than Twe – Nga Pa Li」が運行。ヤンゴンからガパリまでの道中の風景は印象に残るという方が多い。ちなみにバスだと約12時間の旅となるでご注意を。

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