◎第2回 南部ゆるゆるコラム

えっ、田舎町ってやっぱり言葉が違うの? ~「ヤンゴンのミャンマー語」が通じない世界~

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     はーい、皆さん「ミンガラーバー」!・・・って、一般的なミャンマー語では「Hello」とか「コンニチワ」と同じ感じでこう言いますよね。
     だけど、ミャンマーにはたくさんの民族がいてそれぞれ独自の言語を持っているので、田舎の僻村や離島など場所によってはヤンゴンで使われている標準のミャンマー語が本当に全く通じないところもあります。(もしくは、村で唯一ミャンマー語が喋れると自称するおばちゃんとかが出てくるんだけど訛りすぎてて全然わからない)
    だけど安心して下さい!私が住んでいる南部の田舎町Myeik(ベイ)はヤンゴンと同じくビルマ族が多いので、基本的にどこでもヤンゴンと同じ標準ミャンマー語が使われています♡
     ただし・・・ヤンゴンから来た人によく言われるんですが、なんかめちゃくちゃ早口でイントネーションが訛ってるんです、ベイの言葉は!
     簡単な例で言うと、「もうご飯食べた~?」って意味の「タミンサーピービーラー?」という挨拶がミャンマーではよく交わされますが、これはベイ訛りでは「ッミンサーピービラァ?」になります。また、「お茶飲む?」という意味の「ラッペッイェタウッマラー?」は 「ッペッイェッタゥッマラァ?」になります。
     ・・・イヤ、冒頭急ぎすぎだろ!!なんでそこ略すんだよ!!!と思わずツッコみたくなりますが、とにかく全体的な耳ざわりがベタッとしてて早口なのがベイの方言の特徴です。
     また、否定文の語尾も独特だし発音の上下も標準語よりだいぶ激しいので、訛り方のパターンを掴まないとミャンマー人同士でも会話がままならない事態に陥ることもしばしば…。
     また、こういった訛りの他にも、ベイの方言には標準語とはそもそも単語が違うものもあります。果物や野菜には特に名称の違うのがけっこうあるんですが、一番切実な単語を挙げるなら、ずばり「お金」!ヤンゴンで使われている標準語で「お金」は「パイッサン」なので、例えば「お会計お願いします」をフルで言うと「パイッサン・シンメー」ですが、ベイでは「チービャア・シンメー」になります。ヤンゴンのミャンマー人にこの話をすると「は?」って言われますが、とにかくベイでは「お金」=「チービャア」なので、覚えておくと便利ですよ♡ ちなみにこれは古い標準ミャンマー語で「銅貨」を意味する単語「 ေၾကးျပား(チェービャー)」が語源だそう。・・・ミャンマー、今は銅貨なんて使ってないけどな!! どんなに少額でも全部紙幣じゃねーか!!!(震)
     という感じで、ミャンマーの地方訛りや方言はコミュニケーションをとる上での障害でもありますが、いくつかフレーズや単語を覚えて使うだけでも、確実に現地の人の心を掴むキーになります。皆さんもベイに遊びに来たとき、耳慣れない言葉はどんどん質問して実際に使ってみたら、ベイの人との距離がグッと縮まるかもしれません♡

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