◎Dandaree Show In Bagan

王朝の伝統と逸話を優雅に描いた伝説のショーは必見! 涼しく快適なバガン王宮の野外ステージで過ごす魅惑の宴。

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    バガンの「Thiri Zay Yar Bumi」王宮にて、かっての王朝時代を優雅に再現したバガン「Dandaree」ショーを観劇する機会があった。数年前から、乾季のハイシーズンになるとこの王宮では、伝説と伝統に満ちた舞踊が行われていたが、昨年6月からミャンマーの「Bagan Myanmar」社とタイの「Index Creative Village」のジョイントにより、 栄華を極めたバガン王朝時代と現代の文化を織り交ぜた「Dandaree」ショーが企画され、実現した。そして国内外から詰めかけた多くの観客を魅力した。
     バガンがまだ王国の体裁をなしていない時代から、歴史的ストーリーに沿って王妃を選ぶ演出で、物語的にもまことに面白く飽きない。また、竹をモチーフにしたボール使いや、穏やかなバガン時代の伝統ダンス、さらに操り糸を工夫したパフォーマンスなどに人気が。束の間の間、王朝時代の華麗で自由な生活ぶりがよくわかり、想像を巡らせることができた夜だった。タイトル名は、祖父から孫に代々歴史を伝承する「伝説」という意味を表す。国がばらばらになってから文化的繁栄を築く現代のパフォーマンスで描くのは、相当厳しい訓練によるものだろう。
    このショーはハイシーズンの11月から3月まで毎晩開催されている。開演は夜7時からで50分間だが、394人分の客席が用意されている。ショーの後にはビュッフェ形式で食事ができる。観覧料は外国人が50ドル。ローカルが20,000チャットだ。(ビュッフェ料金を含む)ライティン社製の音声システム、3Dホログラム式を導入し、視覚、音響的にも効果を高めている。主催者の話では、これまでアジアの観客に注目されており、今後は欧米や日本の方々にもぜひ観ていただきたいそうだ。むろん、ミャンマーの歴史もよくわかり、伝統伝説を優雅に演出しているショーだから、ローカルの方にもお勧めだ。

    弊紙はこのショーの取材のため招待いただいた「Bagan Myanmar」社 のコンサルタントで、こうしたイベントショーの演出を手掛けているU Nyi Nyiさんにお話しをうかがった。
    「現在、このショーのために200人ものスタッフが出演しています。パフォーマンスの方は80%がミャンマー人で、20%はタイ人です。技術的なサポートはタイ側から協力を頂いています。毎晩7時にショ―が始まりますので、夕方4時から練習を行います。学生もいますから、学校が終わってから練習に来ます。パフォーマンスにおける衣装の問題も頭を悩ませます。出来るだけ当時を再現できる物を使用しています。無理な場合は、何とか工夫していますよ」と、練習とステージ衣装にまつわる苦労話をしてくれた。
    「Twin村、Baw Lone Kyun 村など、バガン近郊に住む人々を雇用しています。ステージに上がるまではニャンウーの芸術協会にて3ヶ月間訓練を受けてもらいます。”今一番辛いこと“といえば、やはりマンパワー、つまり人手が足りないことですね(笑い)。ステージに立ち、パフォーマンスをお見せできるまでは気長に我慢を重ね、練習させています。地元の人のために雇用機会が作れ、さらにバガンへの観光客が増えてくれば言うことはありませんね」と、熱っぽく語ってくれた。

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