◎キリンがミャンマービールを買収 ミャンマー市場へ新たなる参入へ

先月、キリンHDが、ミャンマービールでおなじみのミャンマー・ブルワリー(MBL)の買収を発表。キリンHDは、フレイザー・アンド・ニーヴ(F&Nシンガポール)が所有するMBLの株式55%、を5億6000万ドル(約700億円)で取得。

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     先月、キリンHDが、ミャンマービールでおなじみのミャンマー・ブルワリー(MBL)の買収を発表。キリンHDは、フレイザー・アンド・ニーヴ(F&Nシンガポール)が所有するMBLの株式55%、を5億6000万ドル(約700億円)で取得。MBLの株主に当たるF&Nとミャンマー・エコノミック・ホールディングス(Myanmar Economic Holdings(MEHL)との間で成立した株式譲渡に伴い、今後は、残りの株式を保有するMEHLとともにMBLを経営していくというその発表会が先月26日に、急遽セドナホテルで開催された。当日はキリンHD(シンガポール)の藤川MGやMBLの幹部があいさつに立ち、提携の経緯並びに今後の販売計画や戦略などが披露された。
     ちなみにこの国のビール消費量はアジアでは最低だが、MBLは「ミャンマービール」などを中心に、80%というミャンマー国内で圧倒的なシェアを誇るビールメーカー。その人気メーカーの株式を保有したキリンHDは、効率的にミャンマービール業界に参戦したといえるかもしれない。
     民主化以降、経済が活性化しており、将来のマーケットとしては有望。すでにハイネケンやカールバーグといった欧州系のメーカーも参入。MLBはキリンHDにとっては頼もしいパートナーといえそうだ。日本国内のビール市場が冷え込む今、需要が見込める新興国での事業を拡大は期待が膨らむ。

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